Ⅰ – 1. 福岡市内。

訳あって以前僕は11年程福岡市内に住んでいた。

ということではじめに「僕が住んでいた福岡市近辺のことについて触れることにしてみます。」

とは言っても住み続けていると写真を撮るなんて行為していないので、あまりいい写真は残っていないのが現状である。

当時はカメラ持って出かけることはなかった。

今も昔も変わらないことだがあれやこれや道具を揃えるためにはそれなりの資金が要るのであって、

「フイルムを買ったり現像したりするのもお金掛かるからなあ。」

とはいえ全く撮ることに興味がなかった訳ではなかったのだが、

「何しろ全然お金がなかったから手が出なかった。」

それもありの、どっちかといえばCD屋さんに通っていたからCD代に消えていったのも確かである。

話は逸れるが、このごろ本当に買いたいような音楽ソフトがめっきり減ったなとも思ってしまう。

ちなみに10年前は手元にカメラ持っていないうえにデジカメや携帯電話もそこまで出回っていなかったのに、現代は当たりまえのようにパソコンや携帯電話を持ち、フイルムもいらなくなってきたのはたしかである。それと同時に、久々地元に戻ったところ再開発が行われ僕と同世代の人たちが車を持ち子供がいる姿を見てしまうとホント時代は変わり年をとったのだなとつくづく思うこのごろである。

 

福岡市といえば天神や博多駅、他に西新や七隈界隈を思い出してしまうけれど当たり前すぎてデータとして残っていない。

いざ福岡をでることが決まると何らかの記録残さねば。

時期的に博多祇園山笠ならまだ間に合うな。

7月14日。数年ぶりに、

「もう一度最後に生で祭り観てみよう。」

となり早朝から(追い山は4時59分開始なので)お出かけ、いや、朝から出ても間に合わない。

すなわち徹夜だ。自分自身大勢の人たちと騒ぐのは性に合わないので。

夜中の博多の町並みを一人で徘徊。たしか夜12時前に家を出て2~3時間彷徨ったかな。怖さもあり寂しさもあったがワクワク感もあった。

2時半過ぎだったかな。出発点(櫛田神社)の辺り(正確には別の名称があったけど忘れてしまった)には歓声はないながらもそれなりに賑わってきたのだ。

3時を過ぎるとそろそろ見る場所を確保しなければならないので櫛田神社の近くにスタンバイしてみた。

あっという間に人だかりができてしまった。

ずっと立っているのはしんどいと思いながら我慢しているとようやく追い山が始まった。

テレビで見るのとは迫力が違うなと思った。

僕の目の前を過ぎたのは開始から30分くらいだった。

その時はすでにカメラ代わりに使っていた僕の携帯のバッテリーは使いきってしまっていた。

最後の山が通過してからちょっとだけ追いかけてみた。

6時過ぎ、あっという間に追い山の方は無事終わり、町並みは何事もなかったようにいつもの雰囲気を取り戻してしまっていたのだ。

不思議なことに平日であることが多いから、祭り終了後は仕事に行く人ばかりである。

もちろん僕も家に戻ってから仕事に出ねば、ちがった。当日は休み取っていたので家で爆睡してしまった。

夜の(中州)川端商店街。

CA390017

この山も走ります。

CA390014 

 

スタンバイ。
CA390026

 

 

 

 

目の前を山が過ぎる。

CA390043


 

博多の有名な祭りといえば先ほど載せた祇園山笠と5月に行われるどんたくかな。山笠に比べどんたくの方は都合により生で一度しか観たことなく。実際、観たからといって、

「おもしろいか?」

といえば、

「う~ん。・・・」

と首を傾げてしまうのもまた事実かもしれない。特に若者がみるとそう感じるかも。

おそらく、どんたくは

「観る」

というより、

「参加する」

ことに意味があるお祭りなのだろう。とはいっても参加の仕方もわからずじまいかな。

ということで、どんたくに関しては写真撮っていません。

 

博多は非常に歴史のある町である。

福岡市近郊の有名スポットといえば太宰府天満宮や九州国立博物館や志賀島くらいは思いつくか。

志賀島は昔金印が発見された地である。

何度か訪れたことあったが現在発見された地は公園になっております。

特に変わったものがあるわけでもなく車を走らせたり、泳いだりボケッとするにはまあまいいところなのかな。

後述する能古島と同様に玄界灘からやってくる荒波や強風を感じることもできる場所である。

日本海側に位置するせいか、冬場は時雨れる時が多く寒風に吹きすさばれたこともついつい思い出してしまった。

 

 

 

いよいよ福岡の地を去る日が迫ってきた。

でも、その前に最後にぜひとも一度行ってみたい所があった。

そことは能古島のことである。

福岡市の西方にある周囲約12kmの離島。

時間があれば歩いて島を一周する予定であったが、時間の都合上ならびに意外と険しい地形だったため断念しました。

そのかわり、島一番の高台から福岡市内を撮ってみようと思い軽く登山した。

先ほどの写真もその一部である。

「長く住んでいたけれどももう見納めか。記念に残さねば。」

当日の天気は晴れ、でしたが、夏場特有の非常にもやのかかった空であった。

ちょっとは僕の撮影当時の気持ちも入っていたのかもしれない。

能古島から志賀島、海の中道ならびに玄界灘を臨む。

CA390015

能古島から福岡市(百道地区)を眺める。

CA390032

福岡の象徴。福岡タワー。

それなのに一度も登らずじまいでした。

CA390023

 

次ページへ続く(Ⅰ -2 .筑豊地方)。

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